Category: Tech Tipps


ロングレンジタンク一番勝負!

チューニング車やカスタム車を作る際に、気になる部分の一つが「ロングタンク」。

見た目はもちろんの事、やっぱり大容量って1つの魅力でもでもありますよね。

スタンダードタンクの容量は8L。やっぱりもう少しだけ欲しいなー。。という事を考えた事って無いですか?

筆者は、こんなに円高が進んでいなかった頃に、「ロングタンク欲しいなー」とずっと考えていたのですが、

当時ヨーロッパ諸国で売られていたタンクは日本円にして7万円〜。。。。。。

そんな中ベトナムやUKのショップから販売されたロングタンクを購入して、エライ目に有った経験もあり
(諸般の事情で修正して使っていますが・汗)

今日、カシラのKさんとの会話の中で思い出したのですが、

そういえば筆者は今まで友人のものを合わせると、かれこれ7個程色々タンクを購入してる事に気づき(汗)

確かにそれだけ買っていれば知っている情報と合わせて、比較特集も出来るんじゃないかと。

そこで、今回LMJでは「ロングレンジタンク一番勝負!」(大袈裟な…)と題して、

現在各国で販売されているロングタンクの比較特集をしてみたいと思います!

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【高級品の部】


UK・ステンレス スチール プロダクト製
13.5Lステンレスタンク(フューエルゲージ付)

もちろんUKで生産されているものです。
これはTS1用として右サイドにキャブ/アクセルワイヤーの逃がしのカットが入っているタイプですが、オーダーすれば左カットのものにも対応してくれるみたいです。
ツールボックスはそのまま使用可能ですが、フロート付きのゲージが付いていますので、バッテリー搭載しないとダメでしょうね。
ちなみにお値段は片手行かないくらいです。



UK・ステンレス スチール プロダクト製
13.5Lステンレスタンク

これも同じくSSP製。バリエーションが色々有りまして、
・ポリッシュド (TS1・イモラ用右カット・RB用右カット・左カット)
・ノンポリッシュ( TS1・イモラ用右カット・RB用右カット・左カット)

以上の中から選べます。ちなみにゲージ付きの2/3程のお値段。ポリッシュ無はまた少しだけ安価。




UK・ステンレス スチール プロダクト製
“Tourismo”17Lステンレスタンク

いわずもがなSSPタンクの大容量版。
きちんとガソリンも落ちるそうで、人気の品です。
バージョンは3種
・TS1用右カット / RB用右カット / 左カット
ちなみにTS1とRBとでは、ちょっとだけカットの深さが違うそうです。(マニの取付位置が若干が変わるため)
相対的に見てSSPのタンクは材も良く、仕上がりも美しいので、良いと思います!




伊・ユーロプラスト社 FRPタンク

リミニのタンクもここが作ってます。独特の丸みを帯びた形状と、軽量な素材で作りも良く人気です。
ちなみに全部の黒い帯に見える部分はクリアになってまして、残油量が見れる様になってます。
18L左カット /15L両サイドカットの2種(TS1やRBは両サイドカットを買うしか無いです)



伊・ユーロプラスト社 ツールボックス付FRPタンク

形状はそのままに便利な小物入れ(ツールリッド部分)がついてます。
16.5L左カット /13.5L両サイドカットの2種(TS1やRBは両サイドカットを買うしか無いです)。





伊・ユーロプラスト社 リモートフィルター対応 12LFRPタンク

ラバーエルボー+パワーフィルターが使用出来るタイプ。
なぜか右側だけなので、TS1やイモラでリモートフィルターを使っている方には良いかもしれません。
左側にはワイヤーを逃がすカットのみですので、ムジェロやカーサ185など左キャブでのリモートフィルターは使えないですね(汗)




以上のユーロプラスト社製品は、イタリアのミト・ランブレッタのみで販売されてます。




ディアブロ・マイルドスチール・ロングタンク

イギリスのビルダー、ディアブロ・モトが製作しているタンク。
フル容量は16.5Lですが、オプションでバッテリーボックスやツールボックスも作る事が出来ます。
溶接跡などはそのままですので、パテ修正+ペイントが必要ですが、価格もこなれていて買いやすく、人気のある品です。
ebayなどで類似品が出回っているので、ディアブロのモノはディアブロステッカーを目印に!
コピー品は非常に粗悪です!!




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【お手頃価格の部】


サイゴン・12Lタンク

スタンダード形状をそのまま大容量にしたタイプ。スタンダードのイメージを崩したく無い場合には最適です。
取り付けはスタンダードと同じくバンドで固定するタイプですが、タンクラバーを削る等、小加工をしないとツールボックスが使えない可能性有り。
ランブレッタはまれにフレーム側のタンクステーの位置にばらつきがありますので、場合によってはツールボックスが付かなかったりひどい時にはタンクが付かない事もあります(筆者経験済み・汗)ステンレス版もあり。右カット・左カット・両カットなどのバリエーションも豊富です。とにかく安い!



サイゴン・15Lタンク

こちらはツールボックスが付かない大容量タイプ。
フィッティングは上吊り方式なので、付かない事は有りませんが、スネッタートンシート等のボルトダウン式のシートは使用出来ません。筆者の友人が使用していますが、なかなかかっこよろしいです!同じくステンレス版もあり。右カット・左カット・両カットなどのバリエーションも豊富です。こちらも安価。




サイゴン・ステンレス17Lタンク

このデザインはステンレスのみです。
筆者はファーストロットに飛びついて買いましたが、ピンホール多数、材は悪く、結構な目に有ってしまいました。
セカンドロット〜現在販売されているものは大丈夫な様です!(僕の友人のものは全く大丈夫でした)
こちらも右カット・左カット・両カットなどのバリエーションも豊富です。買える範囲にて安価。
ちなみに誠に残念ながら、ガソリンは全量落ちきりません。。。。




スクーターリパブリック(ベトナム)17Lタンク

サイゴンタンクのコピーモデルです。
直販ではUKからしか買えないので、サイゴンに比べて少し高価ですが、それでも比較的安価です。
ステー別体式の上吊りですので、知恵の輪を解くべくがんばれば、スネッター等も付きそうな感じです。
こちらも右カット左カットが選べる様です。ebayで買えます。






インド製12Lスチールタンク

最近インド発信で出回りだしたスチール製の12Lタンクです。プライマーの種類は数種有るみたいで、モノ自体は同じ様です。ebayでも出回っていますが、価格を考えるとサイゴンの方が安価です。



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色々と列挙してみましたが、いかがだったでしょうか?

実際大容量タンクで給油の頻度が減る等のメリットもありますが、

S1~S3では、バッテリートレーをカットしなければならない等のデメリットもありますし、

やはりモノによっては加工も必要であったりはします。

特にベトナム製のタンクにおいては品質にムラがありますし、

最悪筆者の様にハズレを引く可能性も無くは無いですが、

修正はさほど難しいものでは有りませんので、

筆者の個人的な見解としては、ヨーロッパ製品に、よほどのこだわりが無い限りは

ベトナム製でも良いのではないかと思います。

なにより安価なのは非常に魅力です!



そして、ベトナム製品に関しては、出来ればステンレスで無い方が良いかもしれません。

ヨーロッパや日本と比較して、ベトナム製のステンレスは柔らかい様です。

また、これは非常に重要なのですがヨーロッパ製/アジア製問わず、必ずタンクの洗浄は必須です!

特にステンレスタンクはスチールと比較して表面が平滑ですので、

洗浄後コーティングを施す事が容易ではありません。

費用対効果と、後のメンテナンスの事を考えると、スチールタンクの方が良いような気がします。

特にステンレスの酸化粒子(サビ)は非常に細かく、コックのストレーナーも抜ける場合が多々有りますので、

エンジンにダメージを与えない事を考えると、スチールに分が有るかもしれません!

(しかし、筆者は必死に洗って、修正して、ステンレスタンクを使ってます・汗)



サイゴン製品やステンレススチールプロダクト製品は、スクーターセンターでも扱いがありますので、

何かのついでに買ってみるのも良いかもしれないですね。






scooteregtカナダのランブレッタブログに興味深い記事があったので、
ご紹介を。

スクータリング誌をなどのスクーター雑誌や、海外のフォーラム等でチューニング関連の情報を見たりされる方は、昨年あたりから、BSSOチャンピオンのチャーリー・エドモンズ氏や、
ケンブリッジ・ランブレッタ・ワークショップ界隈の人の周辺で、「EGTゲージ」というパーツがパワープッシュされている事をご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?

もちろん、筆者もずっと気にかけている中の一人でもあります。


「EGTゲージ」とは、「Exhaust Gas Temperature Gauge」の略、つまり「排気温計」のことで、レーシングシーンでは随分昔から自動車・二輪を問わず、エンジンのコンディションを見る為に、使用されて来た計器です。
キャブや過給器などの燃調セッティングの変更や点火時期の変更などで、劇的に示す数値が変わる事が有るので、
キャブ等の過給器系のセッティングや点火時期の見直し、プラグの熱価の変更においての参考などにに活かす事が出来たり、異常燃焼や、エンジンブローを事前に予測出来る事が可能になったりします。


ランブレッタ等では、ロングツーリング等の長時間に渡って、エンジンに負荷が掛かるクルージング時や、
全開走行時などに、いきなりガチっと、抱きついてしまう等のトラブルが発生してしまう事がまま有ったりするのですが、
やはりシリンダーやピストンの交換や修理はなかなか懐も痛みますし、ましてやシリンダーを交換したばかりの際等にガチっといってしまい、最悪クランクに。。。なんて事も起こってしまったりすると、泣くに泣けない状況に。。
なんて事にもなってしまっては残念でしかならないですしね。
そんな時に、以上に排気温が高くなっている事を知る事が出来たなら、トラブルを回避するためにセッティングを見直す事もできますし、エンジンを休ませることも可能だったり。。と思う事も、ままあるのです。


実際の所は、センサーの取り付け位置に関して、マフラーのフランジにより近い所に設置しなければなりませんので、
2ストローク車、強いてはストリート車に使う場合は、かなりこまめなメンテナンスを施さなければ、
センサー部分にカーボンが付着して、すぐセンサーがダメになったりという事も大いに考えられます。
また、もちろんのこと、計器の数値のみにただ依存してしまうと、非常にリスキーでもありますし、
例えば燃調が適正であったりしても、様々な要因でエンジンがブローする事も考えられますし、排気温に関しては「何度を超えたから危険だ」と言う事も一概には断言出来ないのですが(例えば点火時期の進角や遅角で普通に燃焼温度は随分上下しますし、マフラーが詰まり気味なら排気熱がマフラー内に蓄積して排気温の計測値は上がります)、
キャブのセッティングを楽しんだりされる方にとっては、セッティングの参考値として、またエンジンブローや抱きつきなどのトラブルを回避するための「異常な温度上昇」を察するための警報装置として、メンテナンスがお好きな方で、
ロングクルーズやハードなライディングをお好みの方に取っては、有用に利用出来る計器なのかも知れません。

もちろん、適切なキャブのセッティング、こまめなプラグチェックや、ノッキングなどの大きなトラブルにつながりがちな異常を察知する事が一番だったりする事は言うまでありません!これが一番大切な事でもあります!


このEGTに関する記事を書かれた方は、出発して50kmで抱きつきを起こしてしまった事で、
EGTを取り入れる事を決められたそうですが、計器が増えると、単にレーシーでかっこもいいですし、
結構いいかも。。と筆者は思ったりするのです。
そして、このメーターは飛行機用だそうです。かっこいいですね。

KOSOやSTAGE6などからもデジタル式のコンパクトなEGTが発売されていますし、様々なメーカーから色々なモノが発売されていますので、マシンやお好みに合わせて色々と選択の余地はあるかとも思います。
(でも、筆者はセンサーのこまめなチェックの煩わしさと、センサーを取り付けるためにマフラーに穴を開けることにちょっと躊躇してしまうのですが・汗)


また、メーターへの常時電源供給が必要ですので、12VCDI車はハーネスのモディファイやレギュレーターの変更+バッテリー搭載が必要です。



photo and video (c) http://www.lambretta.ca









カスタムの際や、残念ながら事故をしてしまった時に、
フォークスワップを考えられた事は無いですか?
筆者などは、GP用でオーダーしたはずのツイストフォークが、届いた見たらば、
なんとLi3のフォーク(GPには長いのです)だったー!orz…と言う事が有ったりした事が有りました(汗)


結局、フォークをチョップして、印籠の用に母材を圧入して、溶接で接いで。。。。
なんて事も経験した事があり、「フォークの長さが最初から分かってればなぁ。。」
なんて自分の知識の無さに悔しい思いをした事が有ったりもしました(いまでも、そうですが・汗)


ですが、自分が知らないだけで、情報はある所にはあるんですね。
70年代から80年代にかけて、スクーターレース/サイドカーレースで
活躍した、ジェム・ブース氏が、計測した数値を公表してくれていました。
非常に参考になります!
DIYでフォークスワップをお考えの方の参考になれば幸いですー!




【全ての測定値はステム下部のベアリングを取り除いた際の数値で、多少の誤差は有るかも知れません。】


★シリーズ3(イタリアン)+GP★
・スピードケーブル/フロントブレーキケーブルのサポートがセパレートタイプのもの。
・初期LiなどはS2と同じくケーブルサポートがループ(ワイヤー)タイプのものも有るかもしれません。
・上部のネジ山の側面(フロントタイヤに沿ったラインの側面)にヘッドセットクランプの為の「切り欠き」があります。


クロームリングタイプのフォーク
・下部ベアリング座面 から ステムの中心に沿って、ステアリングストッパーまで= 361mm
・下部ベアリング座面 から ネジ山の下部まで = 413mm
・下部ベアリング座面 から フォークステム頂点まで= 467mm


クロームリングが無いタイプのフォーク
・下部ベアリング座面 から ステムの中心に沿って、ステアリングストッパーまで= 355mm
・下部ベアリング座面 から ネジ山の下部まで = 405mm
・下部ベアリング座面 から フォークステム頂点まで= 458mm


TV200-クロームリングタイプのフォーク
・下部ベアリング座面 から ステムの中心に沿って、ステアリングストッパーまで= 361mm
・下部ベアリング座面 から ネジ山の下部まで = 413mm
・下部ベアリング座面 から フォークステム頂点まで= 467mm


GP
・下部ベアリング座面 から ステムの中心に沿って、ステアリングストッパーまで= 330mm
・下部ベアリング座面 から ネジ山の下部まで = 380mm
・下部ベアリング座面 から フォークステム頂点まで= 438mm




★シリーズ2(イタリアン)★

・スピードケーブル/フロントブレーキケーブルのサポートがループ(ワイヤー)タイプのもの
・上部のネジ山の後部(フロントタイヤに沿ったラインの180度の位置  ・ 直後部分)
にヘッドセットクランプの為の「切り欠き」があります。



TV175-S2
・下部ベアリング座面 から ステムの中心に沿って、ステアリングストッパーまで= 361mm
・下部ベアリング座面 から ネジ山の下部まで = 412mm
・下部ベアリング座面 から フォークステム頂点まで= 462mm


Li150-S2
・下部ベアリング座面 から ステムの中心に沿って、ステアリングストッパーまで= 359mm
・下部ベアリング座面 から ネジ山の下部まで = 407mm
・下部ベアリング座面 から フォークステム頂点まで= 462mm



★セルベタ(スパニッシュ)★


JET200(後期 / ラージダンパータイプ)

・9mmスタッドのダンパー取付用ステーが、フォークの上部に溶接しているタイプ
・上部のネジ山の側面(フロントタイヤに沿ったラインの側面)にヘッドセットクランプの為の「切り欠き」があります。



・下部ベアリング座面 から ステムの中心に沿って、ステアリングストッパーまで= 358mm
・下部ベアリング座面 から ネジ山の下部まで = 405mm
・下部ベアリング座面 から フォークステム頂点まで= 460mm


Li150 スペシャル
・下部ベアリング座面 から ステムの中心に沿って、ステアリングストッパーまで= 357mm
・下部ベアリング座面 から ネジ山の下部まで = 405mm
・下部ベアリング座面 から フォークステム頂点まで= 458mm


Li150-S2 ウインターモデル
・マッドガード(フロントフェンダー)がステアリングとともに回転するタイプ

・下部ベアリング座面 から ステムの中心に沿って、ステアリングストッパーまで= 363mm
・下部ベアリング座面 から ネジ山の下部まで = 417mm
・下部ベアリング座面 から フォークステム頂点まで= 462mm

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